■活動内容
最近の活動
「2024年度臨時総会・第18回研究大会」を開催しました
当学会は、2024年11月2日(土)「第18回研究大会」を明治大学駿河台キャンパス リバティタワーにて対面開催しました。当日は荒天にもかかわらず50名弱の会員の皆様にご参加いただき、能登半島地震や航空機事故について議論が交わされました。終了後には交流会も開かれ、会員間の親睦が深められました。ご登壇いただきました先生方、参加された会員の皆様に厚く御礼申し上げます。
プログラム
「2024年度臨時総会」
日 程 2024年11月2日(土)13時20分~13時30分
議 題 理事の再任
会 場 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー7階 1073教室
「第18回研究大会」
日 程 2024年11月2日(土)10時~18時
参加費 無料
会 場 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー7階1073・1074教室
◆開会挨拶 10時00分
◆共通論題 10時00分~12時30分 「能登半島地震が日本の危機管理に問いかけたもの」
司会 市川宏雄(日本危機管理防災学会会長)
*基調報告
・室崎益輝(神戸大学名誉教授)
「能登半島地震が日本の危機管理に問いかけたもの(行政対応)」
・津久井進(芦屋西宮市民法律事務所・弁護士)
「能登半島地震が日本の危機管理に問いかけたもの(被災者支援)」
・中林一樹(東京都立大学名誉教授・明治大学研究推進員)
「能登半島地震の被災状況と被災者復興の課題」
・後藤武志(長野県飯田市・一級危機管理士)
「誰のための被災地支援か―令和6年能登半島地震・被災地支援を振り返る―」
◆昼休み 12時30分~13時30分
◆臨時総会 13時20分~13時30分
◆分科会Ⅰ 13時30分~15時30分
分科会Ⅰ「航空機事故対応」
司会・コメンテーター 亀井克之(関西大学社会安全学部教授)
報告者
・宮地秀明(JAL航空みらいラボ 航空安全調査研究部 )
「「安全リスクマネジメントと安全文化の推進」に向けた取り組み」
・東瀬朗(新潟大学工学部准教授)「リスク管理の視点から」
「リスク管理の視点から―羽田空港航空機衝突事故への対策を例に―」
・牛草祐二(航空安全推進連絡会議事務局次長)
「「中間取りまとめ」から見える航空行政の課題」
◆分科会Ⅱ・Ⅲ 15時45分~17時45分
分科会Ⅱ「能登半島地震からの復興初動とその課題」
主題解説
・中林一樹(コーディネーター・東京都立大学名誉教授)
第1部 基調講演
・納田さおり(西東京市議・一級危機管理士)
「能登半島地震 災害ボランティア活動から見えた被災者復興の課題と展望」
・畑文隆(元西宮市課長・南三陸町震災復興推進課参事(長期派遣))
「東日本大震災での南三陸町の被災地復興の課題と復興支援」
・上田知史(和歌山県海南市・能登町復興長期支援派遣中)
「「海南市事前復興計画」と「能登町復興計画」策定プロセス」
分科会Ⅲ「一級危機管理士セッション」
・阿知波正道(SOMPOリスクマネジメント株式会社 主席コンサルタント)
「リスクアセスメント実務のご紹介」
・深田秀実(小樽商科大学・教授)
「長野県防災Twitterにおける災害発生時のツイートに関する基礎的分析」
◆交流会 18時15分~ 川府 神保町店
・会費 3000円
URL https://senfu-zinboutyou.gorp.jp/
以 上
シンポジウム「中越地震20年に学ぶ防災教育とその課題 〜被災・復興の伝承と学び〜」を開催しました
当学会は、2024年8月30日(金)オンラインシンポジウム「中越地震20年に学ぶ防災教育とその課題〜被災・復興の伝承と学び〜」を開催しました(事務局:株式会社オリエンタルコンサルタンツ)。自治体職員や防災に携わる方々を中心として、多くの方にご参加頂き、中越地震から20年という節目もあり、防災教育などにより災害経験を確実に伝承することの必要性が確認されました。
なお、当日の様子につきまして、以下みらクルTV – YouTubeに公開されておりますのでご視聴いただければ幸いです。
【シンポジウムの概要】
■開催趣旨
元旦から令和6年能登半島地震が発生した本年は、新潟県中越地震から20年を迎えます。中越地震が発生した2004年には、7月13日に水害も発生し、大きな被害をもたらしました。これらの災害について、当時の経験や今日の災害対策に活かせるよう、防災教育などにより、災害経験を確実に伝承することが大切です。
そこで今回は、地震や風水害に関する災害伝承や防災教育をテーマに、被災や復興の伝承と学びに関する知識、意識、認識を深めることを目的に実施しました。
■シンポジウム内容
はじめに、市川宏雄 日本危機管理防災学会会長による開会挨拶の後、中林一樹 中越防災安全推進機構理事長・首都防災ウィーク実行委員会代表・東京都立大学名誉教授による趣旨説明があり、以下の3部構成で実施されました。
そして、登壇者の皆様のご講演とパネルディスカッションを踏まえ、パネルディスカッションのコーディネーターである中林一樹 中越防災安全推進機構理事長・首都防災ウィーク実行委員会代表・東京都立大学名誉教授より、「今後発生が想定される複合災害は未曾有であり、過去にならうだけでは乗り越えられない。地域ネットワークの構築や、DX技術の活用を通して、想像力、創造力、決断力をもった人づくりが必要となる。」と総括がありました。
最後に、野崎秀則 株式会社オリエンタルコンサルタンツ代表取締役社長の挨拶で閉会しました。
【開会】
・開会挨拶:市川宏雄 日本危機管理防災学会会長
・趣旨説明:中林一樹 中越防災安全推進機構理事長・首都防災ウィーク実行委員会代表・東京都立大学名誉教授
「中越大震災に学ぶ防災教育とその複眼的防災の継承~首都防災でも学ぶべきことがある~」
【第Ⅰ部】中越地震20年の報告~被災から復興し、そして今~
・基調講演:髙見真二 新潟県長岡市役所 副市長
「中越地震20年」
【第Ⅱ部】中越地震や近年の水害に学び、首都防災にどう備えるか
・講演① :菊田友弥 国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務所所長
「複合災害(洪水・地震)から首都を守る~国土交通省荒川下流河川事務所の取組~」
・講演② :大原美保 東京大学生産技術研究所教授
「洪水多発の時代に備える首都圏の風水害と防災教育」
・講演③ :澤田雅浩 兵庫県立大学准教授
「長岡における持続可能な防災教育支援体制の構築」
・講演④ :諸橋和行 公益社団法人中越防災安全推進機構事務局長
「中越大震災20年の学びと防災人づくりの取り組み」
【第Ⅲ部】パネルディスカッション
・コーディネーター:中林一樹 中越防災安全推進機構理事長・首都防災ウィーク実行委員会代表・東京都立大学名誉教授
・パネリスト:第Ⅱ部登壇者、中尾毅 株式会社オリエンタルコンサルタンツ 執行役員 防災事業部長
【閉会】
・閉会挨拶:野崎秀則 株式会社オリエンタルコンサルタンツ代表取締役社長
「2024年度通常総会・第56回定例研究会」を開催しました
当学会では、8月28日(水)に「2024年度通常総会」「第56回定例研究会」をオンライン開催しました。今回は、株式会社ラックの谷口隼祐様に、「ランサムウェアに負けないために企業が取るべき具体的対策~システムの運用景観をもとに~」についてご講演いただきました。
当日は40名を超える参加者があり、ランサムウェアとは何か、攻撃者の侵入経路、ウィークポイントと対策、対策の勘所についてお話しがあり、講演終了後には闊達な意見交換が行われました。後日、参加者から「大変有意義であった」「職場で参考にさせていただきます」などの感想も寄せられました。
講演いただいた谷口様、ご参加いただきました会員の皆様に御礼申し上げます。
記
「2024年度通常総会」
■日 程:2024年8月28日(水) 18:20~18:30
■内 容:2023年度決算報告、2024年度予算等
「第56回定例研究会」
■日 程:2024年8月28日(水) 18:30~20:00
■講 師:谷口隼祐様(株式会社ラック/危機管理士講座「情報セキュリティ」講師)
■テーマ:「ランサムウェアに負けないために:企業が取るべき具体的対策」
以上