シンポジウム「ポストコロナを見据えた首都圏の事前復興」を開催しました

当学会は、2020年9月3日(木)シンポジウム「ポストコロナを見据えた首都圏の事前復興」を開催しました。当日は、240名近い方々にご参加いただきました。参加者の皆さまには厚く御礼申し上げます。

1.シンポジウムの背景と目的
「新型コロナウイルス感染症の蔓延下で災害が発生したら?・避難所に人があふれたら?・そこでクラスターが発生したら?」などの緊急課題が議論されていますが、その先の長期的な課題にも備えていく必要があります。
今回のシンポジウムでは、新型コロナウイルス感染症対応による「新しい生活様式」の行方を踏まえ、大都市や国土の課題とその対応策について議論を行います。そして、首都直下地震や首都水没からの首都圏の復興で目指すべき方向について、ポストコロナを見据えた新しい首都圏と国土の展望を『事前復興』と捉えて、そのビジョンを考察します。

2.概要
1)主催及び事務局:
・主催:日本危機管理防災学会
・事務局:(株)オリエンタルコンサルタンツ
※第8回首都防災ウィーク(主催:首都防災ウィーク実行委員会(実行委員長 中林一樹 東京都立大学名誉教授))のプログラムの一つとして実施します。
2)実施日時:2020年9月3日(木)14:30~16:30
3)実施方法:ZOOM(https://us02web.zoom.us/j/3782787584 みらクルTVスタジオ)
4)定員:300名(事前申し込みなし、先着順)
5)タイムスケジュール及び登壇者:
・司会:中尾毅 日本危機管理士機構理事、(株)オリエンタルコンサルタンツ執行役員 兼 防災事業部長
14:30-14:35(5 分) 開会挨拶 市川宏雄 日本危機管理防災学会会長
【Ⅰ部 報告:60分】
14:35-14:55(20分) 
「関東地方の交通インフラ構想―世界・日本をけん引する関東を目指して―」野崎秀則 建設コンサルタンツ協会副会長・関東支部長、(株)オリエンタルコンサルタンツ代表取締役社長
14:55-15:15(20分) 
「ポストコロナの新しい様式と首都圏・国土の事前復興へ」 中林一樹 東京都立大学名誉教授
15:15-15:35(20分) 
「首都直下地震からの復興が目指す首都圏像はどうあるべきか」 加藤孝明 東京大学生産技術研究所教授・東京大学社会科学研究所特任教授
【Ⅱ部 パネルディスカッション(ポストコロナを見据えた首都圏と国土の事前復興像を語る):50分】
15:35-16:25(50分):
話題① ポストコロナで何が変わるのか
話題② 今求められる「10年の構想」と「100年の体系」
話題③ 事前復興の限界と展望
・コーディネーター兼パネリスト:中林一樹 東京都立大学名誉教授 
・パネリスト:
加藤孝明 東京大学生産技術研究所教授・東京大学社会科学研究所特任教授
野崎秀則 建設コンサルタンツ協会副会長・関東支部長、(株)オリエンタルコンサルタンツ代表取締役社長
16:25-16:30(5 分) 展望と今後の閉会挨拶 市川宏雄 日本危機管理防災学会会長

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