2009年度臨時総会・第3回研究大会を開催しました

2009当学会では、明治大学危機管理研究センター、浦安市と共催で、2009年度の臨時総会・第3回研究大会を10月10日に浦安市民プラザwave101にて下記のように開催いたしました。

臨時総会では、理事・監事の選任がなされ、長谷川彰一理事、砂金祐年監事、牛山久仁彦監事が退任し、市橋保彦氏が理事に、石見豊氏、吉田太氏がそれぞれ監事に選任されました。

共通論題「大規模集客施設の危機管理」では、北後明彦氏(神戸大学)、佐野衆一氏(森ビル)、村上法芳氏(横浜アリーナ)に大規模集客施設ではどのような防災・危機管理対策が行われているのか等についてご報告頂いた後、司会者の真山達志氏(同志社大学)と討論者の西尾健一氏(オリエンタルランド)から、それぞれコメントを頂き、活発な議論が交わされました。

分科会では「高齢化社会と防災」「今春の新型インフルエンザ対応を振り返って」「災害時の生活支援と復興―三宅島全島避難の教訓を糧に」「地域・生活再建過程の最適化に関する研究経過報告」というテーマのもと、識者によるご報告と活発な意見交換が行われました。

今回の総会・研究大会には、約70名の方にご参加いただきました。来年度は10月31日(日)に総会・研究大会を開催する予定です。

■日 時: 2009年10月10日(土)
■場 所:浦安市民プラザwave101中ホール

プログラム

10:00-10:10 【開会の挨拶:小ホール】
中邨 章(明治大学政治経済学部教授、日本自治体危機管理学会会長)

10:10-12:30 【共通論題:大ホール】「大規模集客施設と自治体の危機管理」
報告者:
北後 明彦(神戸大学都市安全研究センター教授)
佐野 衆一(森ビル震災対策室事務局長)
村上 法芳(横浜アリーナ防災担当部長〔元横浜市安全管理局担当部長〕)
コメンテーター:西尾 健一(株式会社オリエンタルランド運営本部セキュリティ部セーフプランニンググループマネージャー)
司会者:真山 達志(同志社大学政策学部長)

12:30-13:20 休憩

13:20-13:40 【臨時総会:中ホール】
議題:
(1)理事の退任と新規選任について
(2)監事の退任と新規選任について
(3)2009年度の学会活動予定について

13:50-15:50 【分科会Ⅰ・Ⅱ:中・小ホール】
・分科会Ⅰ「高齢化社会と防災」
報告者:
飯島 義雄(総務省消防庁防災課長)
中村 昭雄(大東文化大学法学部教授)
山崎 理(新潟県福祉保健部健康対策課長)
司会者:澤田 雅浩(長岡造形大学造形学部准教授)
討論者:立木 茂雄(同志社大学社会学部教授)
・分科会Ⅱ ラウンドテーブル 『今春の新型インフルエンザ対応を振り返って』
コメンテーター:
岡田 貢(墨田区総務部長)
川田 諭一(茨城県古河保健所長)
住本 章博(神戸市危機管理室第2班〔危機対応担当〕主幹)
司会者:高田 朝子(法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科准教授)

16:00-18:00 【分科会Ⅲ・Ⅳ:中・小ホール】
・分科会Ⅲ「災害時の生活支援と復興-三宅島全島避難の教訓を糧に」
報告者:
成澤 廣修(文京区長)
早坂 義弘(東京都議会議員、東京都議会防災議員連盟事務局長)
平野 祐康(三宅村長)
松原 忠義(大田区長)
和田 正幸(東京電力法人営業部長〔元東京都総務局災害対策部長〕)
司会者:松崎 秀樹(浦安市長)
討論者:青山 やすし(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授)
・分科会Ⅳ「地域・生活再建過程の最適化に関する研究経過報告」
報告者:
市古 太郎(首都大学東京 都市環境学部助教)
加藤 孝明(東京大学大学院工学系研究科助教)
佐々木 一如(明治大学危機管理研究センター研究員)
照本 清峰(人と防災未来センター主任研究員)
牧 紀男(京都大学防災研究所巨大災害研究センター准教授)
司会者:市川 宏雄(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科長)
討論者:中林 一樹(首都大学東京 都市環境学部教授)

18:10-19:40 【懇親会】

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