2011年度臨時総会・第5回研究大会を開催しました

当学会では明治大学危機管理研究センターと共催で、2011年度の臨時総会・研究大会を10月29日(土)に明治大学駿河台校舎にて開催しました。

共通論題「東日本大震災における行政と民間の役割」では、松崎秀樹氏(浦安市長)、桑野孝人氏(日本国際民間協力会)、服部功氏(株式会社イトーヨーカドー)に、東日本大震災において果たした役割についてご報告いただきました。特別セッション「大規模災害と遠地避難」では、大橋良一氏(加須市長)、村田崇氏(南相馬市長)に現段階までの状況と問題点を、牛山久仁彦氏(明治大学)に避難における課題を報告していただきました。分科会Ⅰ「東日本大震災を踏まえた地域防災計画の見直し」では、山口英樹氏(消防庁)、神山光義氏(神奈川県庁)、小林恭一氏(東京理科大学)から、地域防災計画の見直しにおける問題点をそれぞれ提示していただきました。分科会Ⅱ「都市縮小時代の大都市の復興都市計画を考える」では、復興都市計画のあり方をワークショップ形式で考察しました。

今回の臨時総会・研究大会には、約50名の方にご参加いただき、闊達な議論を行いました。

■日 時:2011年10月29日(土)10::00 ~18:00
■場 所:明治大学 駿河台校舎 アカデミーコモン 2階

プログラム

10:00-10:10 【開会の挨拶】

10:10-12:30
【共通論題「東日本大震災における行政と民間の役割」:A4・A5会議室】
報告者:
松崎 秀樹(浦安市長)
桑野 孝人((財)日本国際民間協力会)
服部 功(株式会社イトーヨーカドー 物流運営管理部総括マネージャー)
司会者:中林 一樹(明治大学大学院政治経済学研究科特任教授)

12:30-13:20 (休憩)

13:20-13:40 【臨時総会:A1会議室】

13:50-15:50
【特別セッション「大規模災害と遠地避難」:A4・A5会議室】
報告者:
大橋 良一(加須市長)
村田 崇(南相馬市副市長)
牛山 久仁彦(明治大学政治経済学部教授)
司会者:幸田 雅治(地方職員共済組合理事)

16:00-18:00
【分科会Ⅰ「東日本大震災を踏まえた地域防災計画の見直し~地震・津波対策の充実・強化~」】
報告者:
小林 恭一(東京理科大学総合研究機構教授)
神山 光義(神奈川県安全防災局危機管理部災害対策課長)
山口 英樹(消防庁国民保護・防災部防災課長)
司会者:室崎 益輝(関西学院大学総合政策学部教授)

【分科会Ⅱ ワークショップ「都市縮小時代の大都市の復興都市計画を考える」】
ファシリテーター:饗庭 伸(首都大学東京都市環境科学研究科准教授)
パネリスト:
米野 史健(独立行政法人建築研究所 住宅・都市研究グループ)
~集合住宅復興の視点から~
阿部 俊彦(早稲田大学都市地域研究所)
~首都直下地震後の空間計画の視点から~
佐藤 慶一(東京大学社会科学研究所准教授)
~首都直下地震後の住宅再建の視点から~

18:10-19:40 【懇親会:A4・A5会議室】

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